コンプライアンス義務（法令等遵守義務）

お客様は、加盟店、プラットフォーム、ユーザー・店子（例：第三者のプラットフォームを通じてAdyenのサービスを利用する場合）、カード所有者、ビジネスアカウント所有者、又はカードプログラムプロバイダーとしてのAdyenの顧客である場合があります。Adyenと契約を締結することにより（Adyenの利用規約に同意する場合など）お客様がAdyenの顧客となる場合、Adyenはお客様の連絡先、住所、本人確認書類、税務情報、信用力及び支払いの詳細等お客様との契約を確立し履行するために必要な情報を収集します。Adyenは、これらの情報を、お客様にAdyenの製品及びサービスを設定し、お客様にAdyenのプラットフォームへのサポート、オンボーディング及び統合するために利用いたします。また、この情報は、AdyenCustomer Areaの設定、POS端末のフィールドサービス（現場支援サービス）、店舗でのPOS端末の設置、古い又は破損したPOS端末の引き取り及びお客様との契約を確立又は履行するために講じる必要があるその他の措置にも利用いたします。さらに、Adyenは、社内管理というAdyenの正当な利益のため及び不正利用の防止と検出、Adyenの本人確認プロセスや納税義務等の法的義務の遵守のためにこれらの情報を利用いたします。

Adyenには、適用される法令等を遵守し、不正利用、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与を防止する義務があります。Adyenは金融セクターに身を置く者として、徹底した本人確認や、疑わしい取引の特定、調査及び届出を行うことなく、顧客を受け入れることはできません。従って、お客様がAdyenの顧客になることを申請される場合、Adyenは、契約の履行中に次に掲げる目的のために最新の情報及び文書を収集する必要があります。

お客様の本人確認。
お客様の実質的支配者の確認。
Adyenとの将来の取引関係の目的の確認。
リスク、不正利用の指標・パターンを検知し、資本・資産の出所を検証する機械学習モデル等の自動化されたシステムを利用することにより、Adyenプラットフォームにおける行動及び取引のモニタリング。
お客様を代理する自然人の正当な代理権限の確認（及び当該自然人の本人確認）。
お客様が自分を代表しているか又は第三者を代表・代理しているかの確認。
追加の補助サービスの受領資格の有無の確認と対応するサービスの提供。

上記の確認を実施するために、Adyenは、お客様がAdyenに提供した情報（個人データを含みます。）及びお客様がAdyenのサービスを利用することによって生成されたその他の情報を処理いたします。これらの情報には、お客様の氏名、連絡先、本人確認書類の写、納税者番号又はBSN（法的義務がある場合に限ります。）、生体認証データ（顔認証、音声・動画等）、お客様の法定代理人及び株主の住所、お客様の銀行口座番号、Adyenとの間の通信に含まれる情報、銀行取引明細書、お客様の署名及び会社登記文書の抄本が含まれます。Adyenは、お客様の本人確認及びAdyenに提供された文書の確認を支援するために、第三者の本人確認、スクリーニング及び審査サービス（信用情報機関又はオープンバンキングプロバイダー等）を利用することがあります。お客様が利用するサービスによっては、Adyenはお客様のデータを決済スキーム、各地域の決済代行業者及びその他の第三者サービスプロバイダーに共有する場合があります。

"私たちは、本データを使用して、違法行為の特定、防止および対策を図り、金融セクターの安全性と完全性を確保すること、ならびに「本人確認（KYC）」およびマネーロンダリング防止（AML）に関する義務を遵守することを目的としています。例えば、お客様の法人情報（氏名や会社情報など）と、取引情報（メールアドレスや銀行情報など）を連携させることで、不正検知の検知精度を高め、データの正確性を確保し、オンボーディングや審査のサイクルを迅速化しています。これらのデータ処理は、オランダの金融監督法（Wft）やマネーロンダリングおよびテロ資金供与防止法（Wwft）など、Adyenが負う法的義務を果たすために行われています。また、現地法に基づき、Adyenは、異常な取引行動を調査・報告する目的で、上記の個人データを処理することが求められる場合があります。"

Adyenは、適用法で認められている場合又はお客様の同意がある場合、お客様との契約開始時又は契約期間中に、プロファイリングなど自動化された意思決定ツールを利用する場合があります。この決定が法的効果をもたらす場合又はお客様に重大な影響を及ぼす場合、お客様は、プロファイリングなどの自動化された処理のみに基づく意思決定について、オプトアウトし、人間の介入を得、自身の見解を表明し、又は当該決定に異議を申し立てる権利を有します。

Adyenは、次に掲げる目的のためにお客様の個人情報を処理いたします。

お客様とAdyenとの間の合意に基づき、お客様にサービスを提供するため。
決済パフォーマンスを最適化し、不正利用の防止と検出を行うため。
Adyenの製品やサービスを改善するため。
適用される法令等を遵守するため。
機械学習モデルを含む自動化システムの研修及び利用のため。
統計的、戦略的、及び科学的目的の分析を行うため。
正当な利益及び/又は法的義務の遵守に基づく（支払いの）不正利用の防止、調査及び検知等誤用、不正利用、金融犯罪又はその他の不正若しくは違法行為からAdyenのプラットフォーム、システム及びサービスを保護するため。
報告及び研修のため。

本データの保存期間

"お客様が現在、または将来的にAdyenの顧客となられる場合、Adyenは、契約終了後またはお申し込みの却下後のいずれか遅い時点から起算して、Adyenとの業務関係に関連する情報を7年間保存します。本人確認に使用される書類（生体認証識別子を含む）は、不正防止、マネーロンダリング防止およびテロ資金供与対策に関する法的義務を果たすため、通常5年間保管されます。ただし、この保存期間は各国の規制要件により異なる場合があります。お客様の本人確認に関する法的義務に基づいて収集されたデータは、法令により求められる期間中保持されます。多くの場合、その期間は5年間です。また、金融機関としての義務を果たすため、例えばマネーロンダリングやテロ資金供与の防止を目的として、所轄当局や規制当局にお客様の情報の一部を開示することがあります。"

Adyen Japan株式会社による個人情報の取扱い（日本在住者向け）

個人情報取扱事業者の名称：Adyen Japan 株式会社
個人情報取扱事業者の住所：東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア39階
個人情報取扱事業者の代表者の氏名：代表取締役アダム・ジョルダン・ブラウンステイン
保有個人データの利用目的：本方針の「Adyenの個人データ処理方法の概要」及び「ご本人の個人データ処理の時期、目的及び方法」をご参照ください。
保有個人情報の取扱いに関する苦情の申出先：dpo@adyen.com又はまたはSimon Carmiggeltstraat 5-60, 1011 DJ Amsterdam, the Netherlands（日本国内：〒150-6139 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア39階）
認定個人情報保護団体の名称及び苦情の解決の申出先：
一般社団法人日本クレジット協会
個人情報の取扱いに関する相談、専用電話番号：03-5645-3360
受付時間：月～金 10:00～12:00／13:00～16:00（祝日、年末年始を除く）
個人データに関するご本人の権利
個人データ訂正・追加・削除請求権：ご本人は、Adyenが取り扱うご本人に関する不正確な情報を訂正、追加又は削除する権利を有します。
個人データ利用停止・消去請求権：ご本人は、個人データが適用法に違反して処理又は収集された場合、ご自身の個人データの利用停止又は消去を請求する権利を有します。
その他の権利や請求先等については、本方針の「ご本人の権利」の項目をご参照ください。
個人データの第三者提供：Adyenは、本方針の「Adyenの個人データ処理方法の概要」の「Adyenが個人データを提供（開示）する第三者及び目的」に従い、利用目的の達成に必要な範囲で、ご本人の個人データをサービスプロバイダーなどの第三者に提供することがあります。
個人データの共同利用：Adyenは、次に掲げる範囲内で、次に掲げる目的のために、ご本人の個人データを次に掲げる者との間で共同して利用する場合があります。
共同利用する個人データの項目：「Adyenの個人データ処理方法の概要」の「Adyenが収集する個人データの種類」及び「具体例」に記載されている項目と同じ。
共同利用者の範囲：Adyen Japan株式会社とこちらに掲げる国及び地域に所在する関係会社。
共同利用の目的：本方針の「Adyenの個人データ処理方法の概要」及び「お客様の個人データ処理の時間、目的及び方法」に記載されている利用目的と同じ。
個人データの管理責任者の氏名、住所及び代表者：
〒150-6139 東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア39階 Adyen Japan 株式会社
代表取締役アダム・ジョルダン・ブラウンステイン