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アムステルダム · 9月 12, 2023

Adyenが20億以上のアクティブネットワークトークンを発行、2020年以降 2,200%の成長を遂げる

パンデミック後のデジタル決済急増により、正当な決済処理の承認率を高め不正利用を減らすためのテクノロジーとして、ネットワークトークン化の重要性が急上昇

世界の多くの大手企業に選ばれているグローバル決済プラットフォームを提供するAdyen(AMS: ADYEN)は、自社が発行したアクティブなネットワークトークンの数が20億以上に達したことを発表しました。この数字は、秘匿化しなくても安全であるトークンにクレジットカード番号を変換するネットワークトークン化というイノベーションを、Adyenが先頭に立って推し進めていることを示しています。

セキュリティは長年にわたり企業の最重要課題となっていますが、それにより顧客体験が損なわれてはなりません。ネットワークトークン化によって、決済の承認率は平均3%上昇(1)しており、この数字は毎月数億円の増収に相当しています。

ネットワークトークンはクレジットカード番号(PAN)に比べて決済処理の費用が安価であるため、企業はコストを削減しながら、決済の承認率と収益を増加させることができます。これは、サブスクリプションやデジタルビジネスを行っている企業にとっては特に大きな革新であり、オンラインでの買い物時に顧客が「カード情報の詳細を保存する」操作を大幅に簡略化できるようになります。

デジタル決済とEコマースの近年における急成長は、COVID-19のパンデミック後にさらに拍車がかかり、その結果、不正利用も急増しています。Adyenの調査では、39%の企業が不正利用の動きは過去12か月間で増えたと回答した一方、効果的な不正検知システムを導入しているとした企業は60%に過ぎませんでした(2)。不正利用があらゆる業界の企業にとって重大な課題となっている現在、ネットワークトークン化が、安全でシームレスなオンライン決済を実現するためのカギとなっています。

Adyenのデジタル担当グローバルヘッドであるTrevor Niesは、次のように述べています。「ネットワークトークン化は非常に強力なツールであり、二重のメリットをもたらします。つまり、購買者にとってはセキュリティが向上するというメリットがあり、販売する側の企業にとっては正当な決済処理の承認率が高まることで収益が増加するというメリットがあるのです。主要なクレジットカードのスキームに対応しているAdyenのテクノロジーにより、ネットワークトークンの効果を認める企業が次々と増えています。」

ネットワークトークン化は急成長しているテクノロジーであるため、現時点ではすべてのカード発行会社が導入しているわけではありません。この課題を解決するために、Adyenは、決済時のネットワークトークンかクレジットカード番号かのいずれかを選択できるように、機械学習でネットワークトークンを最適化する機能を提供しています。これにより、決済処理の承認率はさらに1%増加しています。

詳しくは、ネットワークトークン化についての当社のブログをお読みください。

Adyenについて

Adyen(AMS: ADYEN)は、大手企業に最適なフィンテックプラットフォームです。エンドツーエンドの決済機能、データに基づく洞察、金融商品を単一のグローバルソリューションとして提供することで、企業がより迅速に目標を達成できるよう支援します。世界中にオフィスをもつAdyenは、Meta、Uber、H&M、eBay、Microsoftなどのお客様にサービスを提供しています。

Adyenのグローバルリテールレポートについて

グローバルリテールレポートは、26の国と地域における12,000の店舗、および36,000人の消費者を対象とし、2023年2月から5月にかけてCensuswide社とOpinium社が実施したオンライン調査に基づく洞察が記載されています。

1)ネットワークトークンを使っているAdyenのプラットフォームにおける、すべての顧客のデータを集計

2)Adyenが実施した2023グローバルリテールレポートによるデータ