導入事例

Deliveroo Food MarketとAdyen:食事の未来を垣間見る

今後数年間に、食事を巡る環境はどのように変化するでしょうか? シンガポールのDeliveroo Food Marketの内部を覗いて、革新的な食事体験を提供する上で決済テクノロジーがどのように役立つかをご覧ください。

10月 22日, 2019
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A teal 'WE'RE OPEN' sign by Deliveroo hanging on a glass door.

レストラン業者と食事客に新たな力を付与

シンガポールのDeliveroo Editionsの責任者を務めるDivya Rathi氏は、次のように述べています。「Deliveroo Food Marketは、Deliveroo Editionsがシンガポールで開設した3か所目の食事施設で、これまでで最大規模のものです。 この施設では、提供するサービスや機能を増やし、施設内で食事したり、注文品をセルフサービスで受け取れるようにしたりしました。 この施設の最大の特長は、顧客とレストラン業者の双方が注文、支払い、料理の受け取りと施設内での食事の体験をシームレスに進められる点です。」

Deliveroo社は世界中のレストラン業者をパートナーとして、迅速かつ信頼性の高い食品配送サービスを提供しています。 Deliveroo Editionsは、Deliveroo社のスーパーキッチンで、複数ブランドのレストランを1か所に集めています。

Divya氏は次のように付け加えています。「レストランは、Deliveroo Food Marketの一部となることで、この地域に実店舗を構えることなく、大規模な食事客層を取り込むことができます。 レストラン業者にとって、低コストでリスクの少ない市場参入モデルです。 今日のレストラン・ブランドは、非常に面白いコンセプトやアイデアを持つものが少なくありません。私たちはこうしたブランドを支援し、そのコンセプトを消費者に紹介したいのです。 同時に、消費者が望む時と場所で、お気に入りの食事を確実に手に入れることができるようにしたいと考えています。」

未来を先取りしつつ、人間味を失わない食事体験

シンガポールのメディアハブ兼ビジネスパークであるAlice@MediapolisにあるFood Marketの中には、居心地の良さそうな食事スペースがあり、大小のグループで利用するのに十分な座席が用意されています。 食事客はセルフサービスのカウンターで注文し、タップして支払いを行い、料理ができると、インタラクティブな整理棚から料理を受け取ります。

この未来的な40席のマーケットは、おしゃれであるばかりでなく清潔で、シンガポールの大手レストラン・ブランドであるOmakase Burger、NamNam、Blu Kouzinaなどが日本料理、ベトナム料理、韓国料理、ギリシャ料理や西洋料理を提供しています。

Divya氏は次のように述べています。「2019年1月に、当社はDeliveroo Food Marketの開設にあたって、迅速で信頼性の高いサービスを提供できる決済サービスプロバイダー決済サービスプロバイダーを探していました。幸いにも、Adyenとパートナーを組むことによって迅速さと信頼性を実現できました。」

「また、食事をするためにDeliveroo Food Marketを訪れてくれた消費者からも、非常に好意的な評価を得ることができました。 特に、料理の注文、支払い、受け取りがシームレスで簡単な点が好評でした。 このプロセスにより、食事の手順が非常に便利になっただけでなく、厨房でシェフが用意する作りたての料理を楽しめるようになりました。大切なのは、テクノロジーを利用しながらも、人間味を忘れないことです。」

食品・飲食ブランドにとっての店舗内体験の大切さ

Adyen APACのWarren Hayashi社長は、次のように指摘しています。「私たちの日常生活ではデジタル技術の定着が進む一方ですが、特に食品・飲料ブランドにとっては、店舗内での体験が依然として非常に重要であることを覚えておく必要があります。」

「食事体験で大切なのは料理だけではありません。便利さと効率もおろそかにしてはいけません。 注文からチェックアウト(決済)までの間に、多数の摩擦点が生じる可能性があります。 このため、急成長を目指す食品・飲料ブランドは、消費者の習慣を理解すると同時に、食事客が使い慣れた決済手段を提供して期待に応える決済パートナーを見つける必要があります。」

Divya氏は次のように語っています。「完璧な食事体験は、支払いに手間がかからず、シームレスに行える場合に限り実現します。 私たちは、Adyenと協力して人々の食事体験をさらに革新し、より楽しいものにしていきたいと考えています。」



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